兄弟で農園経営をしている、日経3世のマルコス氏、祖父の宮木総一が船乗りであったことから世界中を回る機会が多く、中でもブラジルの国民性や景色に魅せられ移民した。
以来、仕事として少しずつコーヒー栽培をひろげてきた。高品質のコーヒー生産は高冷地に定植し、日々の手入れと施肥を怠らない事だけである。同農場内でも最も良質のコーヒーが収穫される農場は高冷地のシャローン農園やセーラ・ネグラ農場である。コーヒー栽培者がよく悪い点ばかりを見て泣き言を言うが、彼は常に品質管理に力を入れ、常に販売市場を見つめて一切の泣き言は言わない。
世代の流れでもあるが今日では日本との関係は薄れ、父宮木総一時代で日本語は消え、息子、孫の代では完全にブラジル語の世界である。
3世ともなると、日本語も話さなければ関心も薄い。 今、自らの名前で日本にコーヒーが運ばれることにより、日系人である事を嬉しく思う・・・
2007年、マルコス氏のコーヒーがワインのようなフレーバーだったので、この名前(セラード・カフェ・ヴィーニョ)を付け、テスト販売いたしましたところ、誰にでも分かりやすい特長で、口に含んだ瞬間、甘さが際立ち鼻腔からもワインを想わせるフレーバーを果実の甘さを感じました。
どっしりとしたフレーバーから感じられるのは、スッキリした白やロゼよりもフルボディの赤と表現したくなるのがカフェ・ヴィーニョの特長です。
このコーヒーはナチュラル(自然乾燥)であり、力強いボディ感があるにも拘らず後口はクリアーで、ウォッシュド処理されたかのように雑実が残りません。 (口に含んだ瞬間?フレーバーは赤! 後口は白ワイン?)
【名称】コーヒー
【原材料名】コーヒー豆
【賞味期限】焙煎日より3ヶ月
【保存方法】直射日光、高温多湿を避けて下さい
【製造・加工・販売業者名及び住所】タカムラ株式会社
〒550-0002 大阪府大阪市江戸堀2-2-18